Send Music
本日の1曲
♪ On The Street Where You Live
Tony Ballentine
ジョニーさんの作品を眺めながら、私タニガワヨシユキが作品や個展にぴったりな音楽を1曲1曲 選曲して、この個展のためのプレイリスト「Send Flowers, Send Music "花を贈る"」に追加しています。
本日お届けする1曲は、1956年に生まれた曲を選んでみました。ブロードウェイミュージカル「マイ・フェア・レディ」のために書かれたらしくとても有名な曲ですが、お届けするのは原曲ではなくそのカバー曲。2019年のリリース曲です。淡々としながらも、時々感情がふわっと小さく揺れる感じが、花みたいだなと思ったので選んでみました。
On the Street Where You Live
邦題は「君住む街角」。
昔は洋楽に邦題がよく付いてましたよね。いつ無くなったんだろ?90年代半ばはもうなかったかもですね。良い邦題ばかりではなかったですが、それも含めて良い文化だったなぁ。
みなさんが好きだった邦題って何ですか?僕はローリングストーンズの曲「Paint it Black (邦題:黒くぬれ)」が印象に残ってます。高校生の時に、友達と「そのまんまやんかー!」って大笑いしながら、海岸線のテトラポットの上でミック・ジャガーとキース・リチャーズのヘタクソな真似をしてたのをよく覚えています。
他には、ChicagoのHard to Say I'm Sorry って曲が「素直になれなくて」って邦題になっててこれは超有名ですね。曲のイメージ通りの綺麗な感じだし、正統派で優等生な邦題ですね。
正反対なものも紹介しちゃいましょうか。Frank Zappaって人のNo Not Nowが、まさかの「もう納豆はいらない」って邦題に。。。タモリ倶楽部よろしく、とんでもないダジャレ邦題の金字塔かもしれません。。。
すいません。脱線がすぎました。
今日お届けする曲の邦題の話に戻しましょう。 「君住む街角」。素直で大変良いと思います。
ジョニーさんってすごく詩的な言葉を作品に書かれることが少なくないんですが、「君住む街角」って響きはジョニーさんっぽい感じもするんですよね。きっとファンの方はウンウン確かにって頷いてくれるはず。
今回の展示でも、作品の解説キャプションには、ジョニーさんの言葉も綴られているので、ぜひそこにも注目して見てくださいね。
*音楽プレイリストは、作品を日々眺めながら時々曲を入れ替えています。