Talk to me
ひとりごと


目の前のひとりひとりに


「やりましょうよ」

まもなく時計の針が午前3時を回ろうとしている頃、とある会社の代表を務める僕より１回り若い友人が、僕の目をまっすぐに覗き込んでそう言いました。

「めちゃくちゃいいじゃないですか。やりましょうよ」

なんでそんなアツい話になったんだっけな。。。ただお酒を夜中までダラダラ飲んでただけなのにな。

ふと、話が仕事関係に及んだ時、そういえば、そもそもなんで羊羹作ろうと思ったんですか？って聞かれたので、

「前提としてボクは後世に残るべき良い音楽やアートを大人たちに広めたいんだけど、日本ではいわゆる有名ではない音楽シーンやアート周辺を、オシャレって言葉や一部の人の趣味として片付けがち。自分には関係のないものだって決め込んで、距離を取る人が多いように思う。だけど日本が魅力的な国であるためには、大人こそが良い音楽やアート、ひいてはその周辺にあるカルチャーを楽しむって習慣の広がりが必要だし、そうなるといいなって心から思ってる。

だけど大人になると同じ生活パターンの繰り返しになりがちで、感性をくすぐるインプットがめっきり若い頃より減ってしまうよね。余白がない感じ。だから、変化を嫌うガード固めの大人にも、音楽ってやっぱいいね！ってことを、楽しく美味しく思い出してもらうきっかけの提供方法としてお菓子の販売を始めたんだ。」

って答えたような気がします。(酔ったおじさんの話は長いので、これでも10分の1くらいまで割愛してます。)

そしたら飛び出したんです。静かに、アツ〜い「やりましょうよ」が。

そんな訳で、予定を大幅に変更して、京都移動の前に新緑の長野行きを挟むことにしました、(スタッフのみんなにはきっときっと白い目で見られると思いますが、ジャズ羊羹を磨くにはもっともっと音楽の活動にも力を入れないとね！ってことで押し通してみようと思います。)